PioneerのDJ部門がKohlberg Kravis Roberts & Co. L.P. (KKR)というファンドに買収されました。
2週間前くらいにロイターからDJ部門買収ネタが投下されましたが、Pioneer側からは否定コメントがありました。
その直後のタイミングなので驚かれた方も多いかと思います。
Pioneer報道資料をざっくり読むと・・・
・DJ事業を100%子会社化してから譲渡するよ。550億円の利益がでるよ!
・でもうちも14.95%の株持つよ。議決権ちょっとあるから口だすよ。
・PioneerとPioneerDJの商標とかは使っていい予定だから、CDJという名前は残るよ!
ってのがざっくりとした解釈でしょうか。
ていうか、譲渡先のPDJホールディングスって8/12に既に設立されてたんですね・・・。
裏では色々動いているもんですね・・・。
KKRと言えば、去年Panasonicのヘルスケア事業を買収したことで話題となりました。
「KKRとパナが8:2の比率で株を保有する共同持ち株会社」とあるので、
買収規模は異なりますが、流れは同じ感じですね。
ホームオーディオはONKYOと統合、DJ事業も譲渡してオーディオ業界から離脱。
スマホ業界がどんどん進出してきている戦国のカー業界への選択と集中。
そして待ち受ける2000人規模のリストラ。
DJ機材業界も飽和してきているとはいえ。。。
Pioneer DJブランドの継続よりも母艦の今後の方が心配かもしれません・・・。

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